前回作ったおでんがあまりにも美味しかったので、日を空けずにまた作りました。

おでん(牛すじ肉)

牛すじ肉が手に入らなかったので、牛すじの代わりに鶏手羽肉を使用。

鶏手羽肉は、手羽先でも手羽元でも大丈夫。
手羽先の方が脂が乗っていてトロトロ感が楽しめると思うのだけど、今回はダイエットのことを考えて手羽元を使いました。

骨付き肉と圧力鍋の相性がいいのは分かっていたけど、やっぱりいいですね。
軟骨まで柔らかくなり、骨から身がはがれ落ちるような出来上がりになります。
出汁もとれて、一石二鳥。

ついでにサンマのすり身を買ってきて、長ネギ・片栗粉・しょうゆ・卵黄を入れてつみれを作り、一緒に煮てみました。
(最初に熱湯でゆでてから圧力鍋に入れて加圧)
これも普通にゆでて仕上げるより、モチモチ感がUPしていい感じ。

宮城県はサンマの漁獲量が多く、この時期サンマは破格の値段で売られています。
すり身も、混ぜ物一切なしの新鮮なサンマ100%すり身がいつでも手に入ります。
思ったとおり美味しい出来でした。

で、前回どうしても気になっていたこと

「はんぺんを圧力鍋で加圧したらどうなるか」

を確かめることにしました。

どう考えても失敗するだろうな、とは思っていました。

結果はこの通り

おでんのはんぺん

  • 厚さが1/4になりました......形も崩れ気味
  • 味が染みてて美味しいことは美味しいです
  • フワフワした食感はなくなってました
  • どっちかというとモチモチした食感?
  • もはやはんぺんとは言えないような......?

口に入れるまでは、はんぺんだと認識できません
本当にぺっちゃんこ。
まるで手で握りつぶしたみたい。

味は染みてます......とっても染みてます。
でも、はんぺんにはやっぱりフワフワしてて欲しいですよね。
はんぺんを入れる場合は、加圧後に加えて普通に煮る方がいいでしょう。
20分も煮れば、味は十分染みるはず。

はんぺんのように、空気を多く含むような食材は圧力に負けてペチャっとなるのでしょうか。

前回使った球形のガンモ(実が詰まったガンモではなく、口当たりのフワフワしたタイプ)も完全に円盤型に潰れてたしなぁ。
そう言えばチクワも潰れ気味だったな
こういう食材は圧力鍋との相性があまりよくないみたいですね。

その反面、骨付き肉、スジ肉、大根、さつま揚げなどは短時間で味が染みて、しかも柔らかく仕上がるので圧力鍋調理はお勧めですね
つみれもなぜか圧力鍋のほうが美味しかった。

はんぺんも、今回は「失敗」ということにしていますが、決して不味くはないんです、むしろ美味しいです。
あくまでも、「はんぺんっぽくなくなった」ってことで。
興味がある方はぜひお試しあれ。