鶏ムネ肉と野菜の挟み蒸し

電子レンジでは均一に火を通すのが難しいですが、圧力鍋を使うと意外と簡単に火が通ります。

材料 (4人分)

鶏ムネ肉 2枚
塩・コショウ 少々
にんじん 1/2本
アスパラ 4~5本
酒 大2
水 400ml(蒸すための水分)

作り方
  1. 鶏ムネ肉は横向きに包丁を入れて厚さを半分にするように切り、内側に軽く塩、コショウを振る。
    (完全に切り離さず、最後の部分をくっつけたままにしておくと後が楽。中央から縦に切って観音開きにしてもOKです。)
  2. ニンジンは皮をむいて細切りに、アスパラは縦に切る。
  3. 鶏肉でにんじんとアスパラを巻き、タコ糸で形を整える。
    この時、丸く巻き込むのではなく、あくまでも平らな状態をキープして形を整える。
    (火の通りを早くするため)
  4. 圧力鍋に水400mlを入れ、蒸しかごをセットする。
    蒸しカゴにクッキングシートを敷き、肉を重ならないように並べる。
    酒を振って、6分加圧し、圧が抜けたらふたを開ける。
  5. 食べやすい大きさに切り、器に盛る。
  6. 鶏ムネ肉と野菜の挟み蒸し

    手早く火を通したいので、平らに形を整えます。
    皮はあった方が美味しいですよね......カロリー高いけど

    鶏ムネ肉と野菜の挟み蒸し
    加圧終了!
    鶏ムネ肉と野菜の挟み蒸し
ポイント

鶏ムネ肉は、火を通しすぎるとパサパサになるのでなるべく早く火を通しましょう。

肉で巻くように成形する方が見た目はキレイだけど、厚みが出て火の通りが悪くなりそうだったので上下に挟んだ状態で蒸しました。

6分加圧でギリギリ火が通るくらいでした。
この日に使った鶏ムネ肉はやや小ぶりだったので、ちょっと大きめの肉を使う場合は加圧時間を長くしたほうが無難。

火が通りきってなかったらラップして電子レンジで再加熱すればいいのだけど、ちょっとパサつくよね......

注意

アスパラが溶けかけてました。

上記のレシピでは、「アスパラを縦割りにする」としましたが、その必要はなさそうです。
意外と根性無いな、アスパラ汗

コメント

野菜と一緒にチーズを挟むと美味しそう。
本当はそうしようと思ってたんだけど、チーズ切らしてて手元に無かったんです。

赤・緑の野菜を使うと、妙に美味しそうに見えますよね。

緑色で、圧力鍋の加圧に耐えられそうな野菜として、アスパラしか思いつかなかったんだけど、6分の加圧でかなりぐったりしちゃってました。
(歯ごたえも何もなくなってた)

縦割りにしたのが間違いでしたね。
こんなに簡単に火が通るとは思ってなかった。

この料理は電子レンジを使って作ることがあるけど、どうしてもパサついた仕上がりになるんですよね。
圧力鍋だと短時間で火を通すせいか、パサつきも気にならず、なかなかいい出来になりました。

今回は「皮あり」「皮無し」と2つ作って比べてみたのだけど、やっぱり皮がついてるほうが美味しいです。

皮があったほうが、肉がジューシーで柔らかい感じでした。
鶏の皮は非常に高カロリーですが、この際カロリーの事は忘れます。