購入当初は、単なるキッチンタイマーだと勘違いしており、「なんか無駄な機能がついてる」と思っていました。

ところが、このタイマーは単に時間を計るのではなく、圧力がかかったのを感知し、その時点から時間をカウントダウンする非常に便利な機能でした。(知らなかったよ)

今までは圧力鍋の様子を窺いつつ、蒸気の出方やピンの動きなどで圧力がかかったことを自分で判断し、そこからキッチンタイマーを使って時間を計っていたので、その差は歴然としています。

なお、タイマーはボタン電池で動いているので、水に弱いです。
取っ手を洗う時は必ずタイマーを外してから洗うようにします。

実際にタイマーを使っている様子はこちら。

WMF圧力鍋3.0Lタイマー

火にかける前に時間をセットします。
(ここでは10分にセットしています。)

WMF圧力鍋3.0L

圧力がかかり始めると、ランプが赤に点灯します。

しばらくして所定の圧力(低圧または高圧)に達すると、アラーム音が鳴ります。
音は「ピーッ ピーッ ピーッ」×1回
ランプの点灯は赤。
音はそれほど大きくはなく、そばにいないと聞き逃すかも。

このタイミングで、ピンが下がらないギリギリの範囲で火をできる限り弱くします。

WMF圧力鍋3.0Lタイマー

加圧が終わるとアラームが鳴ります。
音は「ピーッ ピーッ ピーッ ピーッ ピーッ」×4回(?5回かも)
結構長い間鳴るので、最初は焦りました。

このタイミングで火を止め、圧が抜けるのを待ちます。
(強制的に圧を抜く方法もあります)

WMF圧力鍋3.0Lタイマー

圧力が抜けきると緑色の点灯に変わります。
この状態ならふたを開けても大丈夫。
(アラームは鳴りません)

WMF圧力鍋タイマー機能についてコメント

便利です、とても!
タイマー付きの圧力鍋なんて初めてだけど、こんなに便利だとは。

タイマーがない圧力鍋を使っているときは、自分で時間を計るのが当たり前だと思っていたので、特に不便さを感じていませんでした。
ただ、以前は圧力がかかるタイミングを見逃すまいと、意識は鍋に集中しっぱなしになっていたと思います。
(鍋の横で作業をしていても、常に鍋を意識しているというか何というか......上手く言えないけど)

それが、鍋自身が圧がかかったことを知らせてくれて、時間も教えてくれるので負担が減ったというか、安心感が増したというか。

もちろん道具である以上、100%故障しないとも言えないので、タイマーに頼り切ることはしていません。
必ず目視でも圧力がかかったことを確認し、他にも異常がないかどうかチェックしつつ補助的に使っています。
それでも、楽なんですよ、ホントに。
最初使った時に感動しましたもの。

この機能は、圧力鍋初心者の方にはもちろんですが、圧力鍋に慣れた方にこそおススメしたい機能です。