圧力鍋はいろんなメーカーのものがあるから、選ぶのにずいぶん迷うのではないでしょうか。

大きさやデザイン、重さ、お値段、手で持った感触など、実に個性的。

実際に手に取ってしっくりくるものを選ぶのが一番だと思いますが、探すのも一苦労。

少しでも鍋選びの助けになれば......と思い、各メーカーの特徴などを簡単にまとめておきます。

ここで紹介するのは、私が実際に手に取ってみた圧力鍋だけです。 他にもっと良いメーカーがあるかもしれませんので、色々探してみてくださいね。

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T-fal(ティファール)

取っ手が取れるフライパンでおなじみのT-fal、調理器具を扱う老舗のメーカーです。

私はこちらの4.5L圧力鍋を使っていますが、鍋以外のキッチンツールも色々使っています。
(フライパンとかお玉とか)
デザインは少々野暮ったい気もしますが、とても使いやすいです。

容量の多い両手鍋が多く、小さいサイズを探している方には不向きかも。
お値段は高すぎず、安すぎずです。

最近、小型の片手鍋タイプが出たけど、私が確認した商品は中国製でした。
(両手鍋タイプはフランス製です。)

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パール金属

数千円のお手軽価格の圧力鍋。

鍋を壊すかも
と不安に思っている方はこれがお勧め。
私も2.5Lの圧力鍋(エコクッカー)を使っています。

ただ、ちょっと軽い......というか作りが甘い感じがします。
(特にふたの部分)
あまり長くは使えないと思うので、割り切って使っています。

2.5Lという超小型タイプはなかなかないので、下ごしらえや少量の調理によく使っています。
直径が18cmなので、手持ちの鍋蓋が使えたところも購入の決め手でした。

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WMF(ヴェーエムエフ)

実はこの圧力鍋、2台目候補でした。

百貨店でパーフェクトプラスシリーズを触って、しっかりした作りとシンプルなデザインに心惹かれました。
でもお値段が
結構いいお値段しますよね。

その後、ブランド違いでお値段が手頃なタイプも発売されたようです。

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Fissler(フィスラー)

2台目圧力鍋候補その2です。

これも実際に触ってきましたが、かなりいい作りです、手にしっくりなじむ感じ。
デザインは「質実剛健」な印象を受けました。

圧力のかかり具合が色でわかるようになっていて、とても使いやすそうです。

やっぱり、お値段に比例してものが良くなるんだな、と思いました。

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ラゴスティーナ

1901年から続くイタリアの老舗メーカー。
なんと25年保証がついてきます。

圧力鍋はすべて両手鍋で、少し変わった形をしています。
落とし蓋っぽくはめ込む感じで、蓋の上部に大きめの取っ手が付いています。
収納しにくい形ではあるけど、私はこのデザイン好きです。
蓋と本体がピッチリ結合する感じで、性能もよさそうに思えました。

ラゴスティーナはパスタ鍋やソースパンなどの調理器具も販売していますが、流れるような曲線がとてもキレイです。

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ワンダーシェフ

値段も手頃で、作りもなかなかよかったんだけど、サイズが3Lからだったので買うのをやめました。

片手鍋はすらっとしたデザインなんだけど、両手鍋はこんもりとした形です。
片づける時邪魔になりそう

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ドウシシャ

「ルミナスプラス」「クレス」といった圧力鍋を販売しています。
ホームセンターやスーパーでよく見かけますよね。
お値段の割には作りがしっかりしている印象です。

最近、セラミック加工やフッ素加工を施した圧力鍋が発売になりましたよね、ちょっと気になっています。
カラフルで可愛いんだけど、ちょっとおもちゃっぽい印象を受けました。

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シリット・シラルガン(silit silargan)

飾っておきたくなるデザインです。
おもちゃみたいな色使いだけど、意外と機能的で「高圧」「低圧」「スチーム」と多機能な圧力鍋です。
取っ手が外せて洗えたりもします。

比較的小さいサイズの片手鍋(一番大きくて4.5Lだったと思います)しかないので、大きいサイズが欲しい方には不向きかも知れません。
でも小さい割に重かった