WMF(3.0L)の圧力鍋を手にして、まず感じたのは
「なんか重い......」
ということ。

どうしても先代の片手圧力鍋(エコクッカー)と比べてしまうので、そう感じるのも無理はないかもしれません。
実際にエコクッカーと比べてみると、

WMF圧力鍋3.0L

エコクッカー(2.5L)の重さ、約1.7kg。
(蓋部分含む・蒸しかご除く)

WMF圧力鍋3.0L

WMF(3.0L)の重さ、約2.9kg。
(蓋部分含む・蒸しかご除く)

容積が0.5L増えただけにしては、ずっしり重く感じます。
かろうじて片手で取り回せるけど、基本的に持ち運びは両手で行っています。
WMFは取っ手が少し曲がった作りになっており、持ち運びに配慮された形になっているので重さの割には取り回ししやすいかと。
(実は、今回重さを測るまで3キロ近くあるとは思っていなかった)

ただ、この重さは必要な重さなんだと思います。
実際に調理してエコクッカーと比べてみると、その性能の違いに目からうろこでした。

普段料理についてあまり感想を言わない夫でさえ、
「何か違う、美味しい」
と言っていましたからね......
(調理した感想については後日詳しくレポートします)

続いて大きさについて

WMF圧力鍋3.0L

左:WMF3.0L
右:エコクッカー2.5L

WMF圧力鍋3.0L

鍋底の直径
 WMF22cm、エコクッカー18cm

鍋の高さ(ふたの部分を除く)
 WMF約9cm、エコクッカー約11cm

見た感じ、WMFの方がかなり大きく見えますが、鍋の高さはエコクッカーの方が大きいです。
WMFは高さがない分火元が近いので、火加減に注意が必要です。
(なべ底から火がはみ出ると取っ手が焦げます)

WMF圧力鍋3.0L

エコクッカーの取っ手部分。
火加減を間違えて焦がしてしまいました。
鍋底が小さかったり、鍋が平べったかったりすると焦がしやすいです。
この辺も壊れた原因なのかもしれません、なんか歪んでるし。

WMFはエコクッカーと比べると、収納面でちょっと困った子になっています。
取っ手の先に圧力調整のつまみがあるため、取っ手部分が長め。
加えて重さがそれなりにあるせいか、取っ手部分が頑丈に大きめに作られています。

鍋底もそれなりに大きいので、収納スペースを確保するのに苦労しました。
4.5Lのティファール圧力鍋と同じくらいのスペースを占拠しています。

エコクッカーのコンパクトさは、大きな利点かもしれません。
性能面では明らかにWMFに劣るけど、キッチンスペースの関係上「大きな鍋はちょっと......」と思われる方もいらっしゃるはず。
私も夫が転勤族なので、色々な場所に住みましたが、収納がないキッチンって本当にスペースがないですからね。
部屋の広さはそれなりにあるのに、キッチンが貧相だと、設計者を小一時間問い詰めたくなります!
(料理をしない男性が設計してるんだと勝手に決め付けています。)