花豆 300g
三温糖 250g
塩 ひとつまみ
しょうゆ 少々
- 紫花豆はたっぷりの水に浸して半日~1晩置く。
(目安は8~10時間程度) - 圧力鍋に1.の豆とたっぷりの水を加える。
圧力鍋のふたをせずに火にかけ、沸騰したら一度茹でこぼす。 - 再び圧力鍋に豆を入れ、豆がかぶるくらいの水を加える。
鍋のふたをせずに沸騰直前まで温め、一度火を止めてふたをし、圧力をかける。
すぐに圧力がかかり始めるので、完全に圧力がかかったらすぐに火を止めてふたをしたまま1時間置く。 - 1時間後にふたを開けて豆の様子を確認する。
1時間ではまだ豆は固いので、再度ふたを開けたまま沸騰直前まで加熱→ふたをして圧力をかける→圧力がかかったら火を止め、ふたをしたまま1時間放置。
を、豆が手でつぶせるようになるまで繰り返す。
豆の状態にもよるけど、目安は新しい豆なら2~3回、古い豆なら3~4回。
途中で水分が少なくなったら、豆がかぶるくらいまで追加する。 - 豆が指でつぶせるくらい柔らかくなったら、三温糖、塩、しょうゆを加えて弱火で15分煮て、そのまま室温まで冷ます。
- ガラス製の容器などに豆を移して冷蔵庫で一晩以上おき、味をなじませる。
(色が移るので、ガラスやホーロー容器をお勧めします)


砂糖を控えすぎると照りがなくなります。
基本は豆の重さと同じだけ、もし減らすなら花豆300gに対して砂糖250g程度なら割と平気。
今回は砂糖を減らしたレシピですが、照りも十分に出ました。
上白糖より三温糖をお勧めします。
コクが出て味が全然違います。
皮が破れると悲しい仕上がりになるので、なるべく加圧時間は短めにじわじわと火を通すようにします。
冷蔵庫で保存して、2日過ぎてからが美味しくなる気がします。
味がなじんでいく過程を味わうのもまた一興です。
塩が入ると入らないのでは味が全然違うので、入れ忘れに注意。
花豆は群馬県の特産品です。(特に中之条、嬬恋辺り)
正確には「ベニバナインゲン」という名称で11月下旬ごろに旬を迎えます。
我が家では「紫花豆」って呼んでいたけど、これは俗称なんでしょうか......?
私の実家がその近くなので、旬の時期に大量購入しては煮まくり、冷凍保存して1年じゅう楽しんでいるようです。
お土産品として花豆の甘納豆などもあり、本当に美味しいので観光でお立ち寄りの際はぜひお買い求めください。
日持ちもしますよ!
このレシピは、産直売り場(JA?)の方に勧めてもらったレシピです。
そのため、少々個性的なレシピだというのは自覚しています。
火を使う時間が短いので楽。
花豆は黒豆や大豆と比べて皮が厚いため、普通に煮ると意外と時間がかかるんですよね。
丁寧に煮たい場合は「花豆 煮る」で検索して他のレシピを探してみてください。
最後に花豆のツヤツヤアピール。