雑記 一覧

えーと、この件は記事にするかどうかとても迷ったのですが、私の愚痴吐きの意味も兼ねて書かせてください汗

本当にくだらないことで長くなりそうなので、最初に内容を簡単にお話しますと......

私の難聴闘病時にいざこざがあった女性と、夫が密会していたことが発覚
→ 耳が一時的に聞こえなくなるレベルまで悪化(聞こえなくなったのは半日程度、一晩寝たらかなり回復)
→ それ以来、地味に調子が悪いしょぼん顔

まとめるとこんなもんですが、詳細を話すと色々長くなったりします。
このいざこざがあった女性、私の闘病中に

「私も突発性難聴だったのハート」とウソをついて夫に近づいてきたような人格の持ち主で、そんなのにホイホイついていった夫を生涯の伴侶として選んでしまった自分の見る目の無さを実感してますいやーんな顔
(夫は詐病とまでは思ってないらしいけど、元患者は騙されませんよハート
私の男を見る目の無さは今に始まったことじゃないからいいんだけど。

あぁ、前置きからして長くなってしまいました。

こんな愚痴を聞いてくださる方は以下もどうぞ読んでやってくださいませ。
もうこんな下らないこと、親にも話せないです......
かなり落ち着いたとはいえ、まだ事件後間もないので少々感情的な文章になったらゴメンナサイ。


そのいざこざがあった女性の名前を仮にA子さんとします。

彼女は夫と同い年の派遣の方で、私との結婚前から面識だけはあった様子。
結婚後、異動のため社内での部署が近くなり、社内の飲み会で同席する機会があったようです。

最初に飲み会で同席した日に
「wakabaと出会ってなかったらA子と結婚してたかも」
とヌケヌケと抜かすほどお気に入りになったようです。

その時点では「ふーん、よかったね」としか思わなかったんですよ、私。
いや、そりゃ多少はムカっと来ましたけど怒り
別にケンカするほどのことじゃないし、その時はそれで流しました。

その後、A子さんのエピソード的な会話が夫婦の話題として時々上るようになりました。
家庭内でそういう会話があるうちは安全なんですよね。
本格的に浮気・不倫となったら会話に上りませんもの。
(A子さんがらみの会話がパタッと無くなったら興信所だな、とは思ってましたが)

でもね、そのA子さんのエピソード、社会人として、女性としてちょっと??な部分が多かったんですよね。

夫は何も感じてないみたいだけど、「仕事ならお付き合いは仕方ないけど、プライベートでは絶対係わり合いになりたくないタイプだな」と思ったのを覚えてます。
端的に言うと、「自称サバサバ系・相談女」
私が一番嫌いなタイプ。

正直、なんで夫が好感を抱くのかサッパリ分からなかった汗
私の僻みもなかったとは言えないけど、それを差っ引いてもなんだかなぁ......という感じでした。
夫婦とはいえ、お互いの友人関係に口を出すのはルール違反だと思っていたので、当時は何も言いませんでしたけど。

で、そんな時に私が突発性難聴を発症します。

私は九州男児&九州女性を両親に持ったせいか、夫より早く寝たり、夫より遅く起きたりがなんとなくできません汗
体が辛いときは寝ちゃえばいいじゃん!とも思うのですが、どうしてもできないんです......
夫が飲み会のときでも必ず起きて待ってますし、朝もお弁当作りを欠かしたことはありませんでした。

我ながら「私ってまだ20代なのに昭和の遺物っぽい?」と思う時があったのですが、こればっかりは習慣でどうしようもないんですよね。

当時夫には毎朝欠かさずお弁当を持たせていたのですが、夫の仕事柄出勤時間は朝早く、帰宅時間は毎日遅かったんですよね。

夜勤もあって、2週間おきに夕方4時出勤、朝5時帰宅とかもザラ。
こんな生活に100%合わせていました。
私は睡眠を効率よく取るのが苦手で、夜勤の時は2日寝ないで過ごすこともよくありました。

難聴を発症してからもしばらくはお弁当作りを続けていたのですが、治療中に症状が大きく悪化したためにお弁当作りは断念しました。

そしてお弁当作りを中止した初日に、A子さんからアプローチがあったそうです。

うへぁ、分かりやすいハート

「今日はお弁当無いんですね~、奥さんどうしたんですか?」
「いや、ちょっと病気で......」
という流れで、私の難聴のことやら何やらを話したそうです。
(......人の病状を他人にぺらぺら話すな阿呆怒り

そこで、
「えー大変ですね~、じゃあお昼一緒に食べましょうよ」
という流れになったそうな。
いやそれは別にいいんですよ、お弁当作れないのは私側の理由だし、お昼の相手してもらうくらい、いいですホントに。
(むしろA子さんならそういう流れに持っていくだろうと想定内だったし)

でも、次の会話が私の逆鱗に触れたハート
「私も難聴だったんですよ~、奥さん病気なら、夕飯も一緒に食べましょうよ」

えーと、ツッコミどころがありすぎでなんというか汗

夫は人の心の機微に関する点ではかなり阿呆なので、こういう会話を伝書鳩よろしく私に報告するのよorz
さすがに(自称)温厚な私もキレました。

「お昼を一緒にするのは別にかまわないよ、ご飯はにぎやかに食べた方が美味しいしね。
でも、夕飯云々って何かしら?
病気で私が夕飯を作れないだろうから、一緒に食べてあげますよ、って事かな?
(注:夕飯は毎日ちゃんと作ってました)
その間、病人の私は一人でポツンとご飯食べるんだぁ~、ふ~ん。
通常の感覚をお持ちなら『病気なら奥さん不安でしょうから、残業をほどほどにして早く帰ってあげたらどうですか?』
って会話になると思わないのかな?
本当かどうかわからないけど、彼女も突発性難聴を患ったって言ってたって?
それなら尚更この病気の『耳が聞こえなくなるかもしれないって言う恐怖感や不安感』をご存知でしょう。
それにもかかわらず、そういうセリフを吐けるってことは、よっぽど想像力に欠けた思いやりのカケラもない方なのね」
(←ほぼ原文まま、私は本気でキレると言葉使いが丁寧になる汗

最後に
「夕飯の支度も要らないようですから、実家に帰ってのんびりします」

と、言い放ったら涙目で謝ってきた。
 
ここまで言わないとわからないんだよねぇ。
頭は悪くない人だと思うんだけど、人の心の機微に関しては想像力が働かないっていうか。

その後A子さんは他の妻子持ちの男性とおおっぴらにお付き合いをはじめ、会社を辞めたそうです。

「そういう人だとは思わなかった......」
と、夫は凹んでました。
いや、どこからどう見ても「そういう人」だろうに。

A子さんが突発性難聴にかかったことがある、というのは十中八九ウソ。

だって、治療も何もしてなかったらしいですよ。
この病気が自然治癒するかボケ怒り
耳にアロンアルファ詰めるぞコラ怒り (← 口が悪くてすみません)

この病気で苦しんでいる人がいっぱいいるのに、そんな下らないことでウソをつくのが、人としてどうしても許せなかった。

......ここでこの話が終わると思うでしょ?
実はこの話は単なる序章で、数年後に大きな火種になるんです。
(その時に、一時的に耳が聞こえないくらいに症状が悪化しました)

ちょっと長くなったので記事を分けますね。
続きはこちら → 症状を悪化させたしょうもない事件(2)

(2008年2月7日14時49分配信のYOMIURI ONLINEから引用)
突然耳が聞こえにくくなる突発性難聴に対し、聴覚細胞を再生する世界初の治療を、
京都大病院耳鼻咽喉(いんこう)科の伊藤壽一教授らのグループが始めた。
従来のステロイドの大量投与に代わる、安全で効果が高い治療法として期待される。

突発性難聴のはっきりとした原因はわかっていない。
歌手の浜崎あゆみさんが今年1月、突発性難聴で左耳が聞こえなくなったことを告白した。

治療は、聴覚細胞が集まる内耳の蝸牛(かぎゅう)の膜に、
細胞の成長にかかわるたんぱく質「IGF-1」を含ませたゼリー状のゲルを塗る。
約2週間かけて吸収され、傷ついた聴覚細胞の死滅を防ぎ、再生させる。
発症後1か月未満で、ステロイド治療で効果が出ていない20人程度に実施する予定。
厚生労働省の2001年の調査では、突発性難聴の推定患者は約3万5000人。
国の特定疾患(難病)に指定され、完治は全体の3分の1程度とされる。
従来、ステロイドの大量投与による治療が行われているが、副作用に苦しむケースが多い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080207-00000037-yom-sci
(引用終わり)

突発性難聴の新しい治療法が研究されはじめたそうです。

記事にもありますが、確かに従来のステロイド剤の治療は体に大きな負担がかかります。
私は内服薬でのステロイド治療でしたが、それでも副作用に悩まされました。
点滴治療となると、更に大きな副作用が待ち受けています。

突発性難聴で苦しんでいる患者さん達には朗報ですよね!本当に嬉しいです。
私も左耳に若干後遺症が残ってるんだけど、そういうのも治るようになるのかな?
(ちょっと難しいか汗

やっぱり医療って進歩してるんですね。
なんと言っても万能細胞とかができちゃう時代ですものねハート
(スイマセン、あまりにも嬉しくてテンションが上がり気味です)

この細胞再生治療の研究はまだ始まったばかりだけど、どうか成果が出ますように。

歌手の浜崎あゆみさんは、2000年頃に突発性難聴を発症したそうです。
当時はメディアでも結構騒がれましたね。
初の全国ツアーの途中だったとかで、ツアーの日程も変更せざるを得ない状態だったとか。

その彼女が昨日、自身の公式Blogで左耳の聴力を完全に失ったということを告白されたそうです。

この病気ってたとえ治療を始めても、ストレス(肉体的にも精神的にも)を何とかしなきゃ治療の効果が現れにくいじゃないですか。
私も順調に回復していた耳が、母の緊急入院の報を聞いてから急に悪化したりしましたもの。

浜崎さんは仕事上、大音量の音にさらされることが多いのでしょう。
きっと耳にもダメージが蓄積されていたはず。
彼女ほど有名な歌手になると、仕事の変更もあまり無理がきかないのでしょう。
そうしてストレスを溜め続けてとうとう聴力を失ってしまったんだと思うと、胸が痛くなります。

普通の一般人でも片方の聴力を失ったとしたら、ダメージは大きくてこの先の一生に大きな影響を及ぼすでしょう。
私なんか、治療中は本当にこの先の人生が怖くて怖くて、毎日泣いていたように思います。

私は特に彼女のファンではない(好きでもなければ嫌いでもない程度)のですが、同じ病気を患っているもの同士として、これから彼女を応援していきたい気持ちでいっぱいです。

音楽を人一倍愛している(そうじゃないとあんなに成功しないと思うんだよね)であろう彼女が、「左耳の聴力を失った」ということを自ら前向きに告白し、今後も音楽活動を続けて行きたいという決意表明をしたことに大きな拍手を送りたいです。

そして、世間にはあまり認知されていない「突発性難聴」という病気が広く知られればいいな、と改めて思います。

顎関節症と突発性難聴

  • 雑記

歯のかみ合わせやストレスが原因で起こると言われる顎関節症(がくかんせつしょう)という病気をご存知でしょうか。

簡単に説明すると
アイコン02 歯のかみ合わせが悪い
アイコン02 片噛み(左右片方だけで物を噛む)
アイコン02 ストレスがかかっている

などの原因により、顎関節(こめかみの下辺りの顎の関節)がゆがむ病気です。

この顎関節症の主な症状としては、次のようなものがあります。
アイコン01 口が開けにくくなる
 (口を思いっきり開けた状態で、指が縦に3本入らない)
アイコン01 あごが痛い
アイコン01 口を開けると「カックン」と音がする
アイコン01 顔がゆがむ
  (左右が大きく非対称になる)
アイコン01 腰痛・頭痛・肩こり
アイコン01 耳鳴り・難聴

あごの歪みが、耳鳴りや難聴の遠因になっている可能性があるそうです。

そもそも、耳とあごには共通の神経や血管があります。
したがって、あごの異常が耳に及びやすいのではないか、と考えられているんですね。

そして......実は私も、筋金入りの顎関節症患者だったりします汗

病院で顎関節症と診断されたのは、中学2年生の頃でした。
(症状自体は小学校6年の頃からありました。)

原因はほぼ間違いなく「ストレス」

私、小学6年~中2の時期まで海外で生活してたんですよ。
もちろん英語も話せない、ごくごく普通の子供でした。
海外に行っていた時期は日本の授業を受けていなかったので、帰国後の生活も不安でしたし、現地日本人同士の陰惨なイジメにも巻き込まれたりして結構大変でしたたらっ

気が強いのが幸いして(?)グレたり引きこもったりそういう方向へはいかなかったんですけどね......
(どちらかというと、いじめられたら別の方向でやり返すタイプなんですハート

うーん、今思うと結構ストレスだったと思うんですよね。
ちょうど思春期の情緒不安定なころと重なっちゃったし、生理も止まっちゃったし。
爪を噛むクセもついちゃってたし。
(これらの症状は帰国と同時にピタッと収まりました)

私は顎関節症の治療は特に何もしていませんでした。
なので、顎関節症の病歴がなんと22年!
なにせ今から20年以上前の話なので、顎関節症という病気自体があまり知られてなかったんですよね。
だって、お医者さんからは「痛くなければ放っておいて大丈夫」って言われましたもの怒り
それともあの医者がヤブ医者だったのかしら。

顎関節症の症状として、「口を開けようとすると、顎の骨が鳴る」というのが上げられます。
私の場合、この症状は左顎のみにみられました。
無理に口を開けようとすると、左耳の前側(口を開けるときに骨が動く場所)から「カックン」って音がするんですよね。

......そして突発性難聴の症状も左耳でした。
うーん、顎関節症と突発性難聴にハッキリした因果関係があるかどうかは分かりません。
あくまでも私の場合はこうでした、ということで参考にしていただければ幸いです。

もしかしたら子供のころ、マウスピースをかぶせるとか、歯の矯正をするとか、色々と顎関節症の治療を施していれば突発性難聴にはならなかったのかもしれませんね。
ま、今更そんなことを考えても仕方ないんですけど。

もし突発性難聴の治療が思うようにいかない場合は、歯のかみ合わせの治療も平行して進めるといいのかもしれません。
いきなり歯列矯正、とまではいかなくても、かみ合わせを補正するマウスピースをつけるだけでも、顎関節症の症状は和らぐと聞きます。(このあたりはお医者さんに確認してくださいね)

あごと耳は意外とつながっている、というお話でした。

ストレス厳禁

  • 雑記

突発性難聴にとって、一番の大敵はストレスです!
これだけはハッキリ断言できます。

闘病記でも紹介しましたが、私が突発性難聴で自宅療養していた時、実家の母が倒れました。
母は若いけれど(当時53歳)高血圧で薬が手放せない体質で、あまり体が丈夫ではありません。

一時は大腸がんの疑いもあるとまで言われて......本当は実家へ駆けつけたかったのだけど、私も長時間の外出には耐えられる状態ではありませんでした。
(実家は新幹線の距離)

その知らせを受ける前日まではそこそこの回復をしていたのに、その知らせを受けてから急に耳鳴りが悪化しました。
オマケにグラグラとめまいまで。

もうホントに分かりやすい悪化ぶりでした汗

幸い母は腸閉塞と診断され、手術をして今は元気に生活しています。

突発性難聴は、肉体的なストレス以上に精神的なストレスが大きく影響を及ぼす病気です。

だから今突発性難聴を患っている方に声を大にして言いたいんです。

精神的につらいのはよーく分かります。
むしろ、つらくない方が変です!
でも、そのためにクヨクヨ思い悩むのはよくないです!

この病気って、回復するのも一進一退で、良くなったかと思いきや翌日は悪化してたりで精神的に振り回されることが多いです。
でも、3歩進んで2歩下がるじゃないですけど、少しずつ良くなってますよ、きっと。

私も未だに後遺症に悩まされることもありますが、もうこの病気になってしまったことは「無かったこと」にはならないですからね。
つかず離れずで上手くやっていきたいと思ってます。

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プロフィール

wakaba
29歳の春に突発性難聴と診断されました。
一時期は左耳がほとんど聞こえない状態でしたが、なんとか日常生活に支障のないレベルまで回復できました。
当時の治療の様子や、現在の症状などを中心に記録していきます。
発症してから十数年経ち、今は40代です。

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