近況報告 一覧

今回は突発性難聴とは全く関係のないお話です。

このブログはMovable Typeで作成しています。
ブログのプログラムをダウンロードして、自分で動かしています。(かなり適当な説明)
企業のブログシステムを使うよりデザインの自由度が高いのがメリットですが、メンテナンス等が大変です......

このブログを立ち上げた当時は(13年位前)には、割と使っている人が多かったのだけど、今はインスタやツイッターなどで交流することが増え、ブログ自体がどんどん下火になっていますね。

現在、個人でMovable Typeを使っている人はかなり少ないと思います。
Movable Typeと同じようなサービスでWord Pressというものがありますが、そちらの方が使い勝手もよく、どんどん人が流出していった印象を受けます。
テンプレートも豊富だし、デザインも変えやすいし、私も今だったらWord Pressを選びます。
途中でWord Pressに移動しようかと思ったけど、作業量が多くて諦めたのよね......ここまできたらMovable Typeと一蓮托生です。

このサイトを立ち上げたときはMovable Typeのバージョンは「3」でした。
数年おきにアップグレードを繰り返し、最新バージョンは「7」。
今日やっと「7」のアップグレードが成功したので、テスト投稿をしています。
エラーが出まくって涙目でしたが、なんとか投稿画面までたどり着けました!
うまく投稿できるといいな、かなり緊張しています。

耐えがたい暑さが続いていますが、皆様もお体をご自愛ください。

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
気温はともかく、湿度が高いのが堪えますね。
観葉植物から得体のしれない黄色いキノコが生えてきて涙目です。

実は昨年の今頃、非常に調子が悪かったんです。
左耳(突発性難聴にかかったほうの耳)に閉塞感・耳鳴り等の違和感があり、病院へ行くことも考えていました。
涼しくなるにつれて症状も和らいだので、単なる暑気あたりだったのかなあ、7年ぶりの関東の夏だから体がついて行かなかったのかなあ、と考えていたのですが、最近その原因が分かりました。

犯人は君だね

アイスノン

エアコンの冷気が苦手なので、夜間は温度を高めに設定してアイス枕を併用していました。

最初はジェルタイプのアイス枕(300円@ダイソー)を使用。
ところが、ジェル枕は柔らかくて気持ちいいのですが、数時間で溶けてしまうんですね。
溶けた後は頭の熱を吸収して生ぬるくなるため、途中で目が覚めてしまうこともしばしば。

そこで新しく買ったのが、白元のアイスノン。

お値段はアマゾンで約800円。

ドラッグストアなんかにもあると思います。

ジェルタイプのように柔らかくなないけど、保冷剤のようにカチコチでもなく、何というか「シャーベット状」?
キンキンに冷たいのではなく、じんわりとした冷たさでとても快適です。
「冷たさ長持ち10時間」のキャッチコピーの通り、朝までしっかり冷たい優れ物。

......おそらく「朝までしっかり冷たい」のが良くなかったんじゃないかと。

私はいつも左側を下にして眠る癖があり、アイスノンも左耳の下~首にかけて使っていました。
歳のせいか最近は寝ている時もあまり動きが無いみたいで、朝起きると顔の左半分が冷え切っていて......

今年に入ってからそのことに気づき、試しにタオルを3重にしてみたら耳の違和感はなくなりました。
冷たさに関しては物足りないけど、我慢我慢。

冷やし過ぎて血行不良になっていたのかもしれませんね。
(マイルドな冷たさだから油断していました。)

で、ふと思ったのですが、

冷やして悪化するなら、温めれば症状が和らぐのでは?

現在残暑の中、首~耳のあたりを温めるアイテムを物色中です。

セルフお灸は試してみたんだけど、何度やっても温かさを感じません......
一般的な煙が出るタイプ、煙少なめタイプ、煙が出ないタイプ、全て試したけど全然熱くないんです。
皮膚の上で草が燃えてるのに熱くないって、どうなってるんだ私の体。

お灸って温かさ(熱さ)を感じるまで何度もすえるらしいのだけど、熱を感じる前に皮膚が赤くなってしまったので断念しました。
セルフお灸、期待してたんだけどな......

次に考えているのは「あずきのちから」という温熱パット。
首から肩にかけてまとめて温めてくれるらしい。

電子レンジで温めて繰り返し使えるので、お灸より経済的?
この残暑の中使うのは厳しそうなので、涼しくなったら試してみようかなと思っています。

でも本当は、道具に頼りすぎず、運動して筋肉をつけて......ってした方がいいんでしょうけど。
なかなか難しいですよね。

突発性難聴の認知度

私が突発性難聴になったのは、今から14年近く前のことでした。

当時、この病気はあまり知られておらず、もちろん私も全く知らず、まだ20代なのにとんでもない病気になってしまったと震えあがったものです。
3日以内に治療しないと片耳が聞こえなくなるなんて、今考えても恐ろしすぎます。

そして治療を開始して(一応は)治癒までこぎつけて、気持ちが幾分落ち着いたとき、この病気のことをもっと知ってほしいと強く思いました。
少しでも早い治療が明暗を分けるのだから、とりあえずこの病気を知ってもらうことが、後遺症に苦しむ人を減らす一番の方法だと思ったのです。

そこで立ち上げたのがこのサイトでした。

当時はスマホなんてものはなく、家庭用のブロードバンド回線(←こういう言い方ももうしないですよね)が普及し始めた時期でした。
ブログが流行り始めたのも、ちょうどこの時期じゃなかったかな?

個人が情報を発信する手段があまりなく、少々ハードルが高い時代でした。
私もHTMLとかCSSとか、かなり勉強しましたもの。

今はスマートフォンのおかげで、個人が簡単に情報を発信できる時代になりました。
もちろんSNSは良い面だけではなく悪い面もたくさんあるけど、少なくとも突発性難聴の認知度は飛躍的に上がったんじゃないかと思います。

このサイトも、10年位前だと「突発性難聴」でググると2番目くらいにヒットしてたのに、今は「どっかに行っちゃった?」ってな感じに埋もれてますw
これでよかった、と思う反面、ちょっと寂しいかも。

先日、突発性難聴関連の大量のリツイートを見ていたら、ふとそんなことを思ってしましいました。

このサイトも役割を終えかけてるし、思い切って私の趣味サイトにでもしようかな。
100均で買ったはいいが、ひたすら巨大化しているサボテン観察日記とかどうだろうか。

ダイヤモンドオンラインに、少し掘り下げた突発性難聴の記事があったのでメモ。

突発性難聴に年3~4万人、「普通の人」も襲う病気の厄介な実態
http://diamond.jp/articles/-/150273

2017/11/21

・年間3~4万人が発症
・原因は不明、ストレス説・ウイルス説あり
・40~50代に多い
・48時間以内の治療開始が望ましい
・治療は投薬かステロイド点滴
・3割の人は後遺症が残る

ここまでは今でもわかっている内容です、身をもって体験済みです。

ただ、一つだけ初めて聞く内容があったので、以下に引用します。

ここから引用

韓国の慶尚大学の研究では、聴力検査で70.3dBが聞こえない重度の突発性難聴患者に、ステロイド投薬とともに高濃度ビタミンCの点滴を投与。治療経過を見ていくと、1ヵ月後には通常に近い47.6dBの音が聞こえるまでに聴力が回復したという。

「高濃度のビタミンCが、突発性難聴の際に見られる内耳の虚血(酸素が少ない状態)や、炎症によって発生した活性酸素の量を抑えたことが、早期回復につながったといわれています」(国際オーソモレキュラー医学会会長・柳澤厚生医師)

引用終わり

ビタミンCの治療は自由診療(全額自費)になるようです。
まだ効果があるとハッキリしたわけではないから簡単に喜べないけど、治療の選択肢が増えるのはいいことなのかな。

新年あけましておめでとうございます。

最近は記事をあまり上げず、コメント返信のみの更新になっていて申し訳ありません。
私が突発性難聴を発症して、かれこれ13年が経とうとしています。
相変わらず、疲れた時は耳鳴りに悩まされる生活ですが、割と普通に過ごしています。

一昨年持ち家を取得したのでローン返済のためにパートに出たり、視力がやたらと落ちたり。
(老眼かも......まだ40代なのに)
パートも、パートタイムだけどフルタイム(9時~18時)なので、意外と充実しています。
ただ、シフトが不定期で「毎日でも来てください」という時期があるかと思えば、2か月放置されたりもして、収入が思うように伸びないのが悩みです。

今年も、特別なことはなくていいから普通に、平凡に過ごせたらいいな、と思っています。

皆様にとってもこの1年が素敵な年になりますように。

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プロフィール

wakaba
29歳の春に突発性難聴と診断されました。
一時期は左耳がほとんど聞こえない状態でしたが、なんとか日常生活に支障のないレベルまで回復できました。
当時の治療の様子や、現在の症状などを中心に記録していきます。
発症してから十数年経ち、今は40代です。

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