怒涛の2週間

えーと、夫が単身赴任になりました

津波で被害があった施設の修復ということで、本当に急に決まった話です。
単身赴任の話が出てから着任するまで、1週間しかなかったですもの。

大慌てで細々としたものを揃え、送り出して一息ついたところです。

その単身赴任先ですが、ライフラインは全て止まったままです。
電気・ガス・水道全く使えません。
少し離れた場所に事務所を構え、そこで業務に当たるようです。

今回の地震は津波の有無で全く被害が違います。

津波が来なかったところは落ち着きを取り戻していますが、津波の来たところはまだ時間が止まったままです。

夫の仕事場は海のすぐ近くなのですが、現場近くは入り組んだ海岸線と山々の深い緑、青い空・そして海が大変美しいそうです。

電話口で「海がキレイなんだよな......」とつぶやいていたのが印象的でした。

あんなことがあっても、晴れた穏やかな日には海は美しいんですよね。
当たり前のことなんだろうけど、なんだかそれがとても不思議で。

でも多分、そんな海を見て「わー、キレイだ」と、手放しではしゃぐことはもうないのかもしれないな、と少し寂しく思います。

単身赴任の期間は3カ月くらい......かな?
時々気まぐれに帰ってくるようです。

30年+α生きてきた中で、こんなに密度の高い時間を過ごしたのは初めてかもしれません。
きっと同じように感じてる人がいっぱいいるんだろうな

Comments [6]

No.1

じゅんぺい様
初めまして、コメントありがとうございます。
仙台は最近急に寒くなっていますが、お体の具合はいかがですか?

地震のストレスは私にとってもかなり大きいものでした。
震災直後はあまりにもショックが大きすぎて耳鳴りはあまり意識しなかったのですが、数日たったころから閉塞感と耳鳴りを強く感じるようになっています。
(今は少し落ち着いてきましたが)

アドバイス……私にできるかどうか分かりませんが、何か不安なことがあったら、とにかく吐き出しちゃうのがいいと思いますよ。
吐き出したところで病気が治るわけじゃないけど、気持ちは楽になりますから。
気持ちが楽になったら少しだけでも前に進もうという気力も湧いてくるし。
この病気って、精神的・肉体的なストレスが耳の状態に影響を与えるから、生真面目な人ほど症状が悪化するような気がします。

じゅんぺいさんの周りに病気の話ができる人がいれば、ちょっと話を聞いてもらうのもいいし、気が引けるようならこういうネットで吐き出すのもいいと思います。

どうぞお大事に。

No.2

はじめまして
3週間前に突発性難聴と診断され悩んでいたところだったのですが、wakabaさんの闘病記を読ませてもらって少し勇気が出てきました。
自分も仙台に住んでいるので地震などの影響から疲れが溜まっていたのだと思います。
耳鳴、めまいが続いており仕事にいけない状態が続いていて、どうしてもストレスを感じてしまいます。
何かアドバイスを聞かせていただいても良いですか?

No.3

じゅじゅ様
はじめまして、コメントありがとうございます。
ひとまずは退院おめでとうございます、良かったですね。
点滴は内服より体に負担が大きいと聞いています、その後のお加減はいかがですか?

薬の副作用で、むくみって強く出ますよね。
私も薬を飲んでいる間、顔がパンパンになってしまってとてもイヤでした。

内服治療も「快方へ向かってまっしぐら!」とはいかず、良くなったり悪くなったりで、時間はかかるかもしれません。
あまり焦らずにゆっくりいきましょうね。

No.4

たんこ様
はじめまして、コメントありがとうございます。
お体の加減はいかがですか?

阪神大震災を経験されているんですね、大変でしたね。
阪神の地震は映像でしか見たことがないのですが、それでも橋脚や建物の被害を見て、足がすくむような気持ちになったのを覚えています。

宮城県沖の地震も、近い将来必ず来ると言われ続けていたのですが、「まさか私が仙台にいるときには来ないだろう」とう何の根拠もない思いがあったかもしれません、ダメですね。

こちらは地震自体で壊れた建物は少なく、被害の大半が津波によるものでした。
津波の来た所と来なかった所が、まるでくっきり線が引かれたように分かれていて、それを見るとなんともやりきれない思いがします。

仙台市の中心部は津波の被害を免れたので、今は奇妙な興奮の中で復興が推し進められている雰囲気です。

地震のニュース怖いですよね。
私の周りで津波を直に見てしまった方の中には、ニュースを一切受けつけなくなってしまった方もいます。
私も一時期TVが見られなくなった時期がありました。

でも、少しずつですが前に進んでいる気がします。
来年のお花見はのんびり楽しめると良いのですが……

No.5

はじめまして
先週まで突発性難聴で点滴入院をしておりました
そのあいだ、ホームページを何度も拝見していました
退院したものの、耳鳴り、詰まった感、聞こえにくさが残っています
しばらくステロイドなどの内服が続きます

これからもたびたびホームページ拝見させていただきたいと思っています

No.6

突発性難聴の検索結果からやってきました。
読み進めていくうちに「仙台にすんでいらっしゃる…」と気づいて、若い日付を見ると
やはり被災されていて…。建物はともかく、ご無事でよかったです。

私も阪神の時を経験したので少しわかります。今でも地震のニュースですら恐いです。
大阪住まいの私に出来ることはすごく少ないですが、大変な状況で頑張っていらっしゃる
人がいるということを忘れずにできる支援を続けていけたらと思います。

ストレスでまた症状が出てきては大変なので、頑張りすぎないでください。
一日も早く震災前の生活に戻れるようお祈りしております。

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プロフィール

wakaba
29歳の春に突発性難聴と診断されました。
一時期は左耳がほとんど聞こえない状態でしたが、なんとか日常生活に支障のないレベルまで回復できました。
当時の治療の様子や、現在の症状などを中心に記録していきます。
発症してから十数年経ち、今は40代です。

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