中村勘三郎さん特発性難聴

  • 雑記

歌舞伎俳優の中村勘三郎さんが特発性難聴で入院されたそうです。
この病気も突発性難聴と同じく、原因不明の病気(「特発性」というのは「原因不明」という意味)で、難病指定を受けています。

突発性難聴と異なる点は、

  • 発症者の数が少ない(突発性難聴は年間24000人、特発性難聴は年間700人程度)
  • 中高年層(50代~)に多い
  • 何度も症状が出ることが多い
    (突発性難聴は1度きりだと考えられていますよね、真偽のほどは分からないけど)
  • 急に聞こえなくなくなるのではなくて、だんだん聞こえが悪くなる
  • 両耳に高度な難聴の症状が出る
中村勘三郎さんはしばらく入院して治療に専念されるそうです。
病室でドラクエやってるとか記事になってましたね
ドラクエにはまる気持ちも分かるけど、安静にしてゆっくりして欲しいかも。
一日も早い回復をお祈りしています。

Yahoo!ニュースより引用
◆特発性両側性感音難聴(とくはつせいりょうそくせいかんおんなんちょう)
両側の耳に難聴が進行する原因不明の難病。
発作を繰り返して進行するが、一気に高度難聴になることもあれば、徐々に進行することもある。
また、左右で程度が異なることもある。
耳鳴りを伴う確率が高い。
一般的には治療しても徐々に難聴が進行すると考えられている。
突然片方の耳だけに発症し、発作は1回限りのことが多い突発性難聴とは区別される。

2011年2月8日
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110208-OHT1T00054.htm 体調不良のため、5月頃まで舞台を休むことを発表した歌舞伎俳優の中村勘三郎(55)について、長男で歌舞伎俳優の中村勘太郎(29)が7日、初めて病状について語った。

勘三郎が降板した博多座3月公演「桜壽博多座大歌舞伎」(3月2~26日)の会見がこの日、福岡市内で行われ、父の代役を務める勘太郎が出席。

「尋常ではない耳鳴り」に襲われており、先月に受けた精密検査では難治性とされる「特発性両側性感音難聴」と診断されたことを明かした。

 井上毅一・世田谷井上病院理事長は、勘三郎を襲った特発性両側性感音難聴について「『特発性』は、原因不明の意味。
この病気は厚生労働省の難病指定疾患の一つになっており、やはり難病指定の『突発性難聴』が年間2万4000人に対し、年間700人と少ない病気で、男性では60~64歳、女性では55~59歳が発症のピーク。

健康な人が突然、両方の耳に高度の難聴を生じる病気で、免疫不全、免疫異常、遺伝的要素、喫煙、睡眠不足も要因と考えられます」と説明した。

 「中高年に多いが、若い人にもみられます」。

難聴は朝早い時間に起こることもあれば、日中、起こることもある。
「激しい耳鳴りがきて、耳が詰まった感じがします。

めまいも引き起こします。めまいが激しいと歩けなくなることもあります」。

 耳鼻咽喉科で副腎皮質ホルモン、循環改善剤、向神経ビタミン製剤などの薬の経口投与、点滴や、耳の後ろを電気(ハリ)で刺激する治療を受ける。

回復までの時間は不明だが、2週間以内の早期治療なら治ることもある。
命にかかわる病気ではないものの、入院を要することも少なくないという。
~引用終わり~

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プロフィール

wakaba
29歳の春に突発性難聴と診断されました。
一時期は左耳がほとんど聞こえない状態でしたが、なんとか日常生活に支障のないレベルまで回復できました。
当時の治療の様子や、現在の症状などを中心に記録していきます。
発症してから十数年経ち、今は40代です。

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