関東・東北・北海道・沖縄式の結納品(7種)
関東・東北・北海道・沖縄式の結納について
関東地方を中心とした東日本(北海道・沖縄を含む)に共通した結納品です。
結納飾りは、西日本と比べると比較的シンプルです。
結納品は、飾り付けの順番もあるので注意が必要です。
これから説明する結納品を、下の図のように順に左から並べていきます。
関東・東北・北海道・沖縄式の結納品(7点の場合)
9点セットより少し簡単にし、家内喜多留の金封と鰹節を省いた、簡易バージョン。
この他にも、さらにコンブ、スルメを省いた、5点セットにするケースもあります。
この他にも、さらにコンブ、スルメを省いた、5点セットにするケースもあります。
末廣(すえひろ)
一対の純白の扇子のこと。
扇を広げた形は末広がりで反映を象徴していて、一家が末永く栄えるようにとの願いが込められています。
扇を広げた形は末広がりで反映を象徴していて、一家が末永く栄えるようにとの願いが込められています。
友白髪(ともしらが)
白い麻糸の束のこと。
夫婦2人ともに白髪になるまで長生きできるように、との願いが込められています。
夫婦2人ともに白髪になるまで長生きできるように、との願いが込められています。
子生婦(こんぶ)
昆布のこと。
昆布は生命力と繁殖力に優れていることから、元気な子宝に恵まれるように、との願いが込められています。
なお、昆布の枚数も縁起の良いとされる奇数で包みます。
昆布は生命力と繁殖力に優れていることから、元気な子宝に恵まれるように、との願いが込められています。
なお、昆布の枚数も縁起の良いとされる奇数で包みます。
寿留女(するめ)
するめイカの干物のこと。
日持ちがすることから、長く幸せな家庭を築くようにとの願いが込められています。
日持ちがすることから、長く幸せな家庭を築くようにとの願いが込められています。
帯料・御帯料(おびりょう・おんおびりょう/結納金のこと)
結納金をつつんだもの。
小袖料と呼ぶこともあります。
ちなみに、女性から男性に贈る結納返しは「袴料」と呼びます。
小袖料と呼ぶこともあります。
ちなみに、女性から男性に贈る結納返しは「袴料」と呼びます。
熨斗(のし)
もともとはあわびを薄く伸ばした物でした。(「のしあわび」が語源)
あわびは貴重な食材なので、昔は不老長寿を象徴していました。
あわびは貴重な食材なので、昔は不老長寿を象徴していました。
目録
結納品の内容明細を書いたもの。
地域により品数に加えるところと加えないところがあります。
用紙のたたみ方や包み方も地域によって違いがあります。
地域により品数に加えるところと加えないところがあります。
用紙のたたみ方や包み方も地域によって違いがあります。
Comments
No comments found.