HOME 結納 関東・東北・北海道・沖縄式の結納品(9種)

関東・東北・北海道・沖縄式の結納品(9種)

関東・東北・北海道・沖縄式の結納について
関東地方を中心とした東日本(北海道・沖縄を含む)に共通した結納品です。 

結納飾りは西日本と比べると比較的シンプルで、結納品を豪華な水引きを用いて飾ります。

結納品は9点または7点が一般的。

奇数は縁起の良い数とされているので、結納品は9種、7種、(時々5種)の3パターンで行われます。

関東・東北・北海道・沖縄式の結納品(9点の場合)
関東式結納の結納品は9点でフルセットになります。
便宜上「関東式」としてまとめていますが、沖縄などでは角樽(お酒)をつけることもあり、地域差が大きいのが現状です。
迷ったら信頼できる人に相談してみましょう。

結納品は、飾り付けの順番もあるので注意が必要です。

これから説明する結納品を、下の図のように順に左から並べていきます。

関東結納品

家内喜多留(やなぎだる)
本来は柳の樽に入れた祝い酒のこと。
今は酒料として現金を包むのが一般的。
九州では清酒現物の場合もあり、地域によって異なります。
末廣(すえひろ)
一対の純白の扇子のこと。
扇を広げた形は末広がりで反映を象徴していて、一家が末永く栄えるようにとの願いが込められています。
友白髪(ともしらが)
白い麻糸の束のこと。
夫婦2人ともに白髪になるまで長生きできるように、との願いが込められています。
子生婦(こんぶ)
昆布のこと。
昆布は生命力と繁殖力に優れていることから、元気な子宝に恵まれるように、との願いが込められています。
なお、昆布の枚数も縁起の良いとされる奇数で包みます。
寿留女(するめ)
するめイカの干物のこと。
日持ちがすることから、長く幸せな家庭を築くようにとの願いが込められています。
勝男節(かつおぶし)
鰹節のこと。 昔、武士の出陣の際に贈られたことから、強い男性としての象徴を持ちます。
主に関東・東北で使用されます。
帯料・御帯料(おびりょう・おんおびりょう/結納金のこと)
結納金をつつんだもの。
小袖料と呼ぶこともあります。
ちなみに、女性から男性に贈る結納返しは「袴料」と呼びます。
熨斗(のし)
もともとはあわびを薄く伸ばした物でした。(「のしあわび」が語源)
あわびは貴重な食材なので、昔は不老長寿を象徴していました。
目録
結納品の内容明細を書いたもの。
地域により品数に加えるところと加えないところがあります。
用紙のたたみ方や包み方も地域によって違いがあります。
 

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T-falの4.5L圧力鍋をメイン使いにして、エコクッカーの2.5L圧力鍋をサブで使っています。
エコクッカーはT-falと比べるとちょっと作りが甘い感じがしますが、一応普通に使えています。
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使用頻度は6:4でティファールが多め。

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