結納品って何?
結納品とは、長寿や子宝などを願った縁起を担ぐ品物です。
例えば、
かつおぶし 勝男節(=武士)鰹節のこと。男性の力強さを表現。
するめ 寿留女(=するめ)末永く幸せを願う。
コンブ 子生婦(=こんぶ)子孫繁栄を願う。
など、おめでたい漢字を当てて縁起を担ぎます。
私も若いころは「無理やりおめでたがらなくても......結納品もダジャレみたいで変」と感じていましたが、それなりの歳になるとこういった日本の風習も悪くないなあ、と思ったりします。
結納品も非常に地域色が強く、結納品の種類も結納品の飾りつけも関東と関西では全く異なります。
納品の数は5品・7品・9品など奇数とされる。これは陰陽五行説(陰陽道)により奇数は陽数とよび縁起の良い数、偶数は陰数とよび縁起の悪い数とされたことによります。
現在は指輪をメインにした結納や、コンパクトな結納品を用いた略式結納も増えています。
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