服用した薬(1) プレドニン(ステロイド剤)

突発性難聴の治療として処方される薬のうち、メインがこれ。
副作用がキツイのもこれ。
内服薬として使用するほか、点滴で使うこともあります。

これは炎症やアレルギーを抑えるステロイド剤です。
副作用が強く、長期的に服用する場合は注意が必要です。
(お医者さんに副作用のことをよく聞いてみましょう)

この薬は、長く続けていて急に服用を中止するとショック症状が出るので、やめるときは徐々に量を減らしていきます。
私の場合も、5錠からスタートして、4錠→3錠→......と1錠ずつ減らしていきました。
くれぐれも飲み忘れに注意しましょう。

一般的に言われている副作用は以下のようなものです。

アイコン08 感染症にかかりやすくなる
大量に摂取した場合です。
幸い私は何も感染症にかかることなく、服用が終わりました。

アイコン08 顔がむくむ......というか、太る(ムーンフェイス)
顔がパンパンになります。
地味にキツかった......鏡を見るのがイヤでイヤで。
服用をやめたら徐々に元に戻りました。

アイコン08 食欲が増え、太りやすくなる
元々食欲旺盛な性質&太りやすい体質なのでよく分かりません。
ただ、闘病中は食欲なかったよ......精神的にかなり追いつめられていたし。
でも、食欲がなかったわりに体重は減らなかったな、理不尽だ。
体もむくむし、確かに体重は増えやすくなるかもしれません。

アイコン08 精神が不安定になる
突発性難聴にかかってからは、毎日不安な気分でしたよ。
一人でいると、突然涙が出てきたりするのはしょっちゅうでした泣き顔

でも、「また耳が聞こえなくなるかもしれない」と、いつも心のどこかで思っていたから当然といえば当然。
決して薬のせいだけではないと思います。

その他にも、長期&大量投与で起こる副作用としては「糖尿病」「胃潰瘍」「高血圧」「骨粗しょう症」「筋力低下・筋肉痛」「白内障・緑内障」などがあるそうです。

私はなぜか、トイレが近くなって困りました。
(プレドニンを飲むのをやめてから普段どおりに戻ったから、多分この薬のせいだと思う)

もちろんすべての方に同じ症状が出るわけではありません。
ですが、副作用を知っておけば、その副作用が重くなる前にお医者さんに相談することもできるのではないでしょうか。

最後に女性の方にひとつだけ注意です。
ステロイド剤には催奇性があるといわれています。
プレドニンに限らず、強い薬の服用中の妊娠は避けるべきですが、この点についてはくれぐれも注意しましょう。