耳の病気あれこれ 一覧

難聴は伝音難聴と感音難聴の2つに分類できます。

アイコン02 伝音難聴
 外耳か中耳に何らかの問題があって起こる難聴
音を伝える器官に何らかの障害が起こって、耳が聞こえづらくなる。
中耳炎で鼓膜が傷つくとか、耳かきのしすぎで耳を傷つけ、そこから細菌が入って炎症を起こすとか......
投薬や手術などによって治ることが多く、放っておいても自然に治癒する場合もあります。
(←放っておいてもOKということではないですよ!違和感を感じたらすぐにお医者さんに行ってくださいね)
主な伝音難聴としては外耳炎、中耳炎などがあげられます。
私は小学生の頃、プールの時期によく中耳炎になってました......プールが不衛生だった??

アイコン02 感音難聴
内耳や聴神経に何らかの問題があって起こる難聴
音を感じる器官に何らかの障害が起こって、耳が聞こえづらくなる。
投薬や手術などの治療で完全に回復することは非常にまれだと言われています。
例外的に突発性難聴は完治したり、完治までは行かなくても症状がかなり良くなる場合があります。
希望を捨てずに治療していきましょうびっくりマーク
主な感音難聴としては突発性難聴、老人性難聴などがあげられます。

今回はたくさんある耳の病気を「外耳の病気」「中耳の病気」「内耳の病気」に分類してまとめてみます。

なお、突発性難聴は「内耳の病気」に分類されます。

アイコン03 外耳・中耳・内耳とは
耳の器官を大雑把に分類すると、「外耳・中耳・内耳」の3つに分類できます。
もちろん耳の外側から内側に向かって外→中→内となるのですが、もう少し詳しく説明すると......

アイコン02 外耳
外から見える、いわゆる「耳」の部分から鼓膜までの範囲をひっくるめて「外耳」と呼びます。
耳かきができる部分......と考えたら分かりやすいかも。
耳かきをしすぎると外耳炎になりますよ、気をつけましょう。
 アイコン04 外耳の病気へ

アイコン02 中耳
鼓膜の内側から耳小骨あたりまでを「中耳」と呼びます。
この部分に起こる「中耳炎」は耳の病気としてはもっともポピュラーなのでは?
手術などで治癒することが多く、放っておいても自然に治ることがあります。
 アイコン04 中耳の病気へ

アイコン02 内耳
体の平衡感覚を保つ三半規管脳に音を直接伝える役割を持つ蝸牛などの器官を内耳と呼びます。
耳と脳をつないでいる部分。
内耳の病気は、原則として治療や手術で完全に治癒しないと言われています。
突発性難聴もこの「内耳」の病気ですが、突発性難聴に関しては例外的に完治する可能性があります。
違和感を感じたらすぐに病院へ!
 アイコン04 内耳の病気へ

外耳・中耳・内耳の分類について簡単にですが説明してみました。
今度はそれぞれの病気についてまとめてみます。

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プロフィール

wakaba
29歳の春に突発性難聴と診断されました。
一時期は左耳がほとんど聞こえない状態でしたが、なんとか日常生活に支障のないレベルまで回復できました。
当時の治療の様子や、現在の症状などを中心に記録していきます。
発症してから十数年経ち、今は40代です。

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