被災してしまいました(2)

仙台の家が壊れて住めなくなってしまったため、実家に一時的に避難しています。

関東の山間の村で、標高が高いため非常に寒い。
一昨日の最低気温はマイナス10℃だったかな......計画停電もしっかり実施されているので凍えてしまいそうです。

空気も澄んでいて心地よく、年老いた愛犬2号と戯れて心の傷を癒しています。
母に地震の状況を言うと怖いのか安心するのか泣いてしまうので、仕方なく愛犬に向かってしゃべっています。
「すっごい揺れたの、目の前で道路が裂けたんだよ、橋も落ちたんだよ、怖かったよう」
愛犬(多分耳が遠くなっててよく聞こえてない)はひたすらペロペロしてくれます。

私のもともとの実家である、千葉県も大きな被害を受けているようです。
今回の地震は本当に想像もつかないような事が立て続けに起き、まだ現実味が感じられません。
とりあえず仙台での生活を立て直すべく動いてはいるのですが、まだまだ時間がかかりそうです。

夫は災害復旧関連の仕事をしているので、そのまま仙台に残っています。
津波の被害が大きかった地域に出向いて調査をし、復旧への計画を立てている段階だそうです。
まだ大きな余震も多く、建物の倒壊などにハラハラしながらの生活みたい。
会社の寮で寝泊まりできるようになったから、寝ている間に地震が起きてタンスの下敷きになるような事はなさそうですが、心配です......

幸い、我が家は津波の被害は免れました。
ちょっと建物が崩れちゃって家には住めないけど、まだ幸運だったんだと思います。
着の身着のままで避難したので、必要最低限のものしか持ちだせず、エコポイントで買ったばかりの液晶テレビの安否が心配です

昨日、東北新幹線の全面復旧が4月末になるというニュースがありました。
仙台駅の被害がすごかったので、時間がかかりそうですね。
その頃までには新居も決めて、新生活に入れるといいのだけど。

ひとまず現状報告でした。

母の古いパソコンを使っているのでネットも遅く、更新やコメント返信などはあまり出来ないと思います。すみません。
新生活を始めたら必ずご報告しますので、どうぞご了承ください。

もうね、本当に怖かった!
今思うと、生きてるのが不思議なくらいだよ

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プロフィール

wakaba
29歳の春に突発性難聴と診断されました。
一時期は左耳がほとんど聞こえない状態でしたが、なんとか日常生活に支障のないレベルまで回復できました。
当時の治療の様子や、現在の症状などを中心に記録していきます。
発症してから十数年経ち、今は40代です。

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