高圧酸素療法

高気圧酸素療法は、大きなカプセルに体ごと入り、高い気圧をかけて体に高濃度の酸素を吸入させる治療法です。
血液中に多くの酸素を溶け込ませ、内耳に酸素を行き渡らせることを目的としています。

本来は一酸化炭素中毒の患者さんに酸素を大量に取り込ませるとか、そういう使われ方をしてきました。

一酸化炭素中毒とは、一酸化炭素を多量に吸い込んだために、普段は酸素と結合しているヘモグロビンに、一酸化炭素が結合してしまって酸素が全身に行き渡らなくなる症状です。
一酸化炭素はヘモグロビンと一度結合するとなかなか離れてくれません。
だから高気圧酸素療法で大量の酸素を血液中に送り込み、強制的にヘモグロビンから一酸化炭素を引き剥がし、酸素と結合させるんですね。

最近はプロスポーツ選手が怪我を早く治すために使ったりしていますね。

この高気圧酸素療法が、個人差はあるものの突発性難聴にも効果があるそうです。

ただ、この施設を備えている病院の数はまだまだ少なく、私が調べた限りでは、都心部に集中して、地方にはあまりなさそうな感じでした。
また、施設によって設備がさまざまなので、治療を受ける前に信頼できるお医者さんにきちんと相談しましょう。


【注意】治療法については私がネットで調べたり、担当医に聞いた範囲で情報をまとめています。
当然私は医師ではないので、治療法については必ず医師の診断を受けて、それに従ってくださいね。

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プロフィール

wakaba
29歳の春に突発性難聴と診断されました。
一時期は左耳がほとんど聞こえない状態でしたが、なんとか日常生活に支障のないレベルまで回復できました。
当時の治療の様子や、現在の症状などを中心に記録していきます。
発症してから十数年経ち、今は40代です。

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