突発性難聴を発症した日

突発性難聴 発症当日

 2005年4月2日(土曜日)

本当に突然のことでした。

ある朝、耳が詰まったような不快な症状で目が覚めました。
注意してみると、耳の聞こえがやや悪い気が。
特に風邪を引いていたというわけではなく、前日まではすこぶる健康な日常生活を送っていました。

朝起きたときの自覚症状はこんな感じでした。
アイコン08 耳に水が詰まったような感じがする

アイコン08 なんとなく聞こえが悪い

アイコン08 自分の声が耳の奥で反響して気持ちが悪い

アイコン08 テレビの音がやけに耳障りに響く

中耳炎かもしれないな、今週ちょっと睡眠不足だったし......

そう思いながらも、この日の夜は友人と約束があったため、わざわざ病院に行こうとは考えませんでした。

中耳炎なら、ちょっと耳鼻科に行って切開して膿を抜いてもらえば治るよね。
子供の頃、そうやって治療したことがあったので、そんな風に軽く考えていました。

夕方ごろ、友人達と楽しく食事。
その帰りの地下鉄で、急にめまいに襲われました。

耳鳴りが一瞬、キーンとひどくなり、地下鉄の音が頭の中でガンガン反響して吐き気までしてきたんです。
そう言えば今日一日、耳の調子がずっとおかしかった......

単なる中耳炎じゃないかも?
嫌な予感が脳裏をよぎったのはこの時でした。

帰宅後、めまいは止まっていましたが、相変わらず耳鳴りと耳に物が詰まった感じは治まりません。

テレビの音が反響してうるさく聞こえ、日常の生活音(洗ったお皿を片付けるカチャカチャするような音や、ドアを開け閉めするような些細な音)が頭に響きます。

何より気持ち悪いのは自分の声です。
幾重にも耳の内側で反響するような、とても耳障りです。

疲れているのかもしれない、
一晩寝たらきっとよくなっているに違いない......
そう思ってその日は眠ってしまいました。

Comments [4]

No.1

くぅちゃんさま
はじめまして、コメントありがとうございます。
その後お体の具合はいかがですか?

病院の診察(ポチポチとボタンを押して、最後にグラフを見せられる検査)は私も同じ感じでした。
その後、大量に薬を渡されて呆然としたのも一緒。

普段薬と縁が無いと、あの大量の薬には困惑しますよね。

「大きな病気はありませんか?」と聞かれて、大真面目に
「去年インフルエンザにかかりました」
と答えた経験がある私は、本当に健康だけが取り柄でした。

なのにいきなり難聴の診断を受けて、力いっぱいパニックになったのを今でもよく覚えています。

耳の調子が悪いと地味にダメージを受け続けますが、どうかお体をお大事に。

No.2

はじめまして。
今日、耳鼻科にいって「突発性難聴の可能性がある」と診断されました。
また時間ある時にじっくり読ませていただきます。
もし、ご迷惑でなければ仲良くしてやって下さい。

No.3

Stoneさま
はじめまして
発症してから病名にたどり着くまでの期間が短くてなによりです。
どうぞお体を大事になさってくださいね。
Docomoに行く前に気づいてよかったですね、Docomoの店員さんもちょっと困っちゃいますよね。

No.4

昨日から突発性難聴になりました。携帯が壊れたと思いDoCoMoに行くところでした。これから ご訪問を重ねるかと思います。よろしくお願い申し上げます。

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プロフィール

wakaba
29歳の春に突発性難聴と診断されました。
一時期は左耳がほとんど聞こえない状態でしたが、なんとか日常生活に支障のないレベルまで回復できました。
当時の治療の様子や、現在の症状などを中心に記録していきます。
発症してから十数年経ち、今は40代です。

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