なんとも形容しがたい見た目で、印象に残るお菓子です。
北海道の湖に沈んでいそうなルックス。
しかし、決してネタになるようなお菓子ではなく、れっきとした仙台銘菓。
製造元は、萩の月でおなじみの菓匠三全グループです。
「青ざし」というブランド名で展開しているこのお菓子は、青えんどう豆を使っているのが大きな特徴。
素朴だけどどこか上品なお味で、お土産品として人気です。
「青えんどう豆」のこし餡に、炊き上げた青えんどう豆を、細かく散らして丸め、抹茶の羊羹で包んであります。
写真では分りづらいけど、羊羹コーティングで表面はツヤツヤテカテカ。
ひとつずつビニールで包装してあります。
会社へのお土産として、一人一人に配るのにいいんじゃないかな。
デスクにポツンとこれが置かれていたら不気味だけど。
半分に割ったところ
炊き上げた青えんどう豆が散らしてあるんだけど、ちょっとしか見えませんね。
抹茶羊羹でコーティングされていますが、抹茶の味はほとんどしません。
さらっと口どけのいい青えんどうのあんこが、甘すぎずにいい感じ。
コメント
この「青ざし」は1998年にできた比較的新しいブランドです。
(ちなみに萩の月は1979年に販売開始)
萩の月に比べると知名度は劣るけど、味は萩の月に負けてないと思いますよ。
コロンとした「青まる」の他に、青えんどう豆を使った「ふうきようかん」もおススメ。
こちらも甘さ控えめで食べやすいです。
仙台土産は萩の月が有名だけど、萩の月って意外とかさばるんですよね。
青ざしは小ぶりなお菓子で持ち運びも苦にならないので、萩の月に飽きたらぜひお試しください。
また、2012年に「あおざしからり」という新ブランドが誕生しました。
こちらは揚げ菓子専門店で、店舗は大阪、京都、東京の3か所のみ。
(なぜか東北にはありません......)
新しい仙台銘菓になるのかどうか気になります。
どこで買える?
公式サイトで確認できる販売店は、仙台駅ビル(エスパル)と仙台三越のみ
萩の月と比べると、格段に入手しづらいです。
菓匠三全 オンラインショップでも取り扱いがある様子。
詳しくは菓匠三全 公式サイト参照。
お値段
5個入りで735円
日持ちなど
賞味期限は販売日から1週間弱でした。
密封してあるから割と日持ちするのかな。