スペアリブより脂が少ない「バックリブ」で照り煮を作りました。
骨付き肉と圧力鍋調理は相性がいいですね
豚バックリブ(豚骨付き肉) 700g
(スペアリブでもOK)
A(しょうゆ 大2
酒 大3
ガーリックパウダー 少々)
砂糖 大2
水 適量(400ml以上)
- バックリブを食べやすい大きさに切って圧力鍋に入れ、Aをなじませて30分置く。
- 砂糖・ひたひたの水を加え、ふたをして火にかけ、20分加圧したら火を止める。
- 圧力が抜けたらふたをあけ、弱火で10分煮て器に盛る。

このままだと鍋に入らないので、適当な大きさに切ります。

骨を1本ずつに切るのではなく、2~3本ずつの塊に切った方が煮崩れしません。




ちょっと水気が多く残った感じです。
もう少し水分を減らしたほうが美味しくできそう。
臭みが気になる場合は、下味をつける前に軽く塩を振って10分おき、出てきた水気をキッチンペーパーで拭きます。
今回はガーリックパウダーで臭みをごまかしましたが、ショウガや長ネギと一緒に煮ても臭みが消えますよ。
ただ、スペアリブと比べるとアッサリしているのであまり神経質にならなくても大丈夫。
バックリブは20分加圧しただけで、骨からホロホロ崩れるくらいに柔らかくなります。
スペアリブより火が通るのが早く、煮崩れしやすい印象。
大きめに切って(骨を2~3本つけた状態)煮るか、加圧時間を短くした方がよかったかもしれません。
なお、スペアリブを使う場合は20分の加圧でちょうどいいと思います。
骨付きの豚肉と言えば、まずスペアリブを思い浮かべる方が多いと思います。
お店でもあまりバックリブって見かけないですよね。
両方とも豚の骨付き肉ですが、
- バックリブ......背中(ロース)側の骨付き肉
- スペアリブ......腹(バラ)側の骨付き肉
平たく言うと、骨にくっついている肉がバラ肉かロース肉かの違いですね。
食感の違いとしては
バックリブ(ロース)
- 脂肪少なめ
- あっさり
- すぐに火が通る
- 小ぶりサイズ
スペアリブ(バラ)
- 脂肪多め、こってりコクがある
- とにかくジューシー
- 肉厚
アメリカでは骨付き肉をよく食べるので、骨の周りに肉がたっぷりついたリブが簡単に手に入ります。
下味をつけて塊のまま豪快にオーブンで焼いたり、バーベキューにすることが多いです。
一方日本では、骨なしのスライスされた肉やブロック肉が好まれますよね。
お店にリブはあっても、骨がついていない場合が多いかも
今回珍しくバックリブの塊肉を見つけたので、思わず買ってしまいました。
円高の影響か、98円/100gとお手頃価格
煮汁が冷えると脂が白く固まります。
この脂(ラード)でチャーハン作ると美味しいですよ。
脂を取り除いた汁も良い味になっています。
薄めてスープにしてもいいし、炊き込みご飯の出汁として使ってもOK。
捨てるのはもったいないです。
こんなに脂が出るのね
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