豚すね肉のカレー

豚すね肉のカレー

今まで作ったカレーの中で一番美味しかった

牛を使うより短時間で柔らかくなることと、煮汁に豚肉の旨みが出て市販の安いルーを使ってもお店のような味になります。

何と言っても豚すね肉はお手頃価格
うちの近所では国産豚すねが55円/100g......なんだか申し訳ないお値段です

材料(8皿分)

豚すね肉 400g
玉ねぎ 中サイズ2と1/2個(500g)
じゃがいも 2個
ニンジン 中サイズ2本(150g)
水 900ml
ブロッコリー 1株
塩・コショウ 適量
ドライガーリック 少々
カレールー 160g(8人分)
サラダ油 大1

作り方
  1. 豚すね肉は4cm大きさに切り、塩・コショウ・ドライガーリックを振って10分置く。
    玉ねぎは皮をむいて縦に十字に切る。(1/4に切る)
    ニンジン、じゃがいもは皮をむいて食べやすい大きさに切る。
    ブロッコリーは洗って小房に分け、塩を加えた熱湯で下ゆでする。
  2. 大きめのフライパン(または鍋)に油を熱し、肉の両面を強火でこんがりと焼く。
    玉ねぎ、にんじんを加えてざっと炒めたら水を加えて煮立て、アクを取り除く。
  3. 2.の中身を圧力鍋に移し、ふたをして火にかける。
    20分加圧したら火を止め、圧が抜けたらふたを開ける。
    (そのまま室温になるまで放置してもOK、味がなじみます)
  4. 3.にジャガイモを加え、加圧せずに普通に弱火で煮る。
    じゃがいもが柔らかくなったら火を止めてカレールーを入れて溶かし、弱火でとろみがつくまで煮る。
    器に盛るときにブロッコリーを添える。
  5. 豚すね肉のカレー
    加圧前の下ごしらえには中華鍋を使っています。
    鉄製に憧れるけど、手入れが大変そうなので安物のテフロン鍋
    加圧前
    豚すね肉のカレー加圧前
    加圧終了!
    豚すね肉のカレー加圧後
    豚すね肉のカレージャガイモ投入
    ジャガイモを加えたところ
    ジャガイモ加熱後
    ジャガイモの大きさや種類にもよるけど、10分煮込んで放置したらそれなりに火が通るはず。
    カレールーを溶かしたところ
    ルーは火を止めてから溶かします。(できれば80℃くらいまで冷ました方がいいです)
    高温のまま入れるとダマダマになって均一に溶けにくいです。
ポイント

20分加圧した直後にふたを開けると、肉は箸でちぎれるくらい柔らかくなります。

加圧後ふたをすぐに開けない場合、ヘタすると肉がバラバラになります。
私も今回、肉を小さく切りすぎました。
いくつか原形をとどめていないお肉があります
一口大サイズではなく、その倍くらいの大きさでもいい感じです。

長時間煮込むとカレー自体の味は良くなりますが、肉の旨み(脂?)が抜けるのかパサついた食感になります。
肉の旨みを取るか、カレーのスープを取るか難しいところですが、今のところ20分加圧→自然に圧力が抜けるのを待つ→ふたを開けてジャガイモを加えて再加熱(10分くらい)→カレールーを投入。
の手順が一番バランスが取れているような気がします。

一番いいのは、出汁用の肉と食べるための肉を分けることなのかな。
出汁を取るだけのために肉を使うのはもったいないので(貧乏性ですみません)、やろうとは思わないけど。

注意

ジャガイモは多少面倒でも後から入れた方がいいです。
肉と一緒に加圧したら溶けて無くなります。
ジャガイモが溶けると、スープがザラっとした舌触りになるので、非常にお勧めできません。

玉ねぎも小さく切ると跡形もなくなるので、4つ割程度の大きさにしましょう。

小さい玉ねぎなら半分に切るだけでも大丈夫。
玉ねぎが溶けるとスープに旨みが出るから、溶けたら溶けたで美味しいですけどね。

コメント

今までで一番美味しくできたカレーです!
豚すね肉は物によって脂身と赤身のバランスが結構違います。
お店に並んでいる肉を観察してみると違いが分かるはず。
脂身が多いとスープがコッテリします。好みで色々試してみてください。

肉から出る脂が美味しいんだよね、きっと。
かと言って、脂だらけのお肉を使うと胸焼けするんだよね、難しいです。

ちなみに、今回は2.5L鍋の限界に挑んでみました。
よかったらこちらもどうぞ

参考レシピ

限界いっぱいまでカレー

2.5L圧力鍋で容量ギリギリまでカレーを作ってみました

同じく、豚すね肉を使ったレシピ

豚すね肉のポトフ風

美味しかったので、調子にのって写真をもう1枚

豚すね肉のカレー

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About

思い切って圧力鍋を購入しました。

最初は怖かったけど、意外と安全&簡単。
時間がない時でも、短時間で美味しく作れるので重宝しています。

実際に作った圧力鍋レシピを、水加減や加圧時間、ふたを開けるタイミングなどを中心にまとめています。

my電気圧力鍋

歳で重いものが取り回しづらくなり、電気圧力鍋を導入しました
歳で重いものが取り回しづらくなり、電気圧力鍋を導入しました
アイリスオーヤマ 3L 電気圧力鍋(PC-MA3)

炊飯器感覚で使えるので軽くて楽!
一番出番が多くなりました。

あえて液晶画面のないエントリーモデルを選びましたが、ガス圧力鍋と同じ感覚で使えて私には合っていました。
圧力鍋慣れしている方にお勧めです。

ダイヤル式のハイスペックモデルは自動メニューが色々あるので、それに魅力を感じる方にはアリです ↓


サイズ違い、性能違いが多くて複雑。
アイリス以外の電気圧力鍋もいいのがたくさんあるので色々比較するといいと思います。

アイリス鍋の一覧はこちら

アイリスオーヤマ電気圧力鍋一覧

my圧力鍋

4.5L両手鍋(ティファール)、3.0L片手鍋(WMF)を使い分けています。

ティファールは1台目、エコクッカーが2台目(故障により引退)、WMFが3台目の圧力鍋です。
メインはWMFで、ティファールは豆専門鍋になりつつあります……

※私が使ってるのは廃番になっているので、現行の同クラス鍋を記載しています。

引退した圧力鍋

2.5L片手鍋(エコクッカー

2番目に買った小型圧力鍋です。

小さくて取り回しが楽&値段が手ごろなのでとりあえず圧力鍋を使ってみようかな?という方にはいいかも。
ただ、作りが甘いのがネック。
5年使用しましたが故障したため、WMFに買い換えました。

かつては「エコクッカー」というブランドでしたが、今はクイックエコという名前に変わったようです。


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