圧力鍋ごとに部品の種類や手入れ方法は異なるので、普段のお手入れはそれぞれの圧力鍋の説明書に書いてある通りに行います。
鍋本体は普通の鍋を洗うのと同じですが、パッキンや重りなどが各メーカーごとにかなり違います。
説明書をよく読んで、洗っている最中に部品をなくしたりしないように気をつけましょう。
ここでは日常のお手入れではなく、鍋に染みついてしまった汚れを大掃除する様子を紹介します。
ちなみに私の圧力鍋はステンレス製です。
アルミ鍋にはこの手入れ方法はNGかもしれませんのでご注意を。ちなみに、手入れ直前の写真はこちら。
見苦しくてごめんなさい。
震災後、ライフラインが寸断されているときに圧力鍋を頻繁に使い、鍋を洗う水が無かったため汚れが染みついてしまいました。
ご飯を炊く→ご飯のこびりつきを落とすために汁物を作る→アルコール消毒
を繰り返していたらこんなになっちゃって。
ほとんどの汚れは多分、肉やら野菜やらのアク?
お米のヌカもあるかも、お米を研ぐ水がなくて、そのまま炊いていたし。
とりあえず20分ほど鍋と格闘して、それなりにキレイになりました。
ふたも磨いたので、景色が映るほどにピカピカテカテカ
調理器具をキレイにするとテンションが上がりますね!
以下に今回行ったお手入れの手順をメモしておきます。
- 普通のクリームクレンザー
- アルミのフィルムがかかったスポンジ(100均)
- 普通のスポンジ
アルミのスポンジを水にぬらして固く絞り、乾いた鍋に直接クリームクレンザーをつけて汚れをこするだけ。
最初はアルミのスポンジだけでこすったのですが、全く汚れが落ちなかったのでやむを得ずクレンザーと併用しました。
本当はアルミのスポンジでクレンザーを使うとキズの元になるのでお勧めできません。
鏡面仕上げ(鍋の外側とふた)は傷がつきやすいので普通のスポンジを使いました。
クレンザーは泡が残りがちなのでしっかりすすぎます。
クレンザーを使う場合、鍋に傷ができるのではないかと気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
クレンザーは「研磨剤」なので、やはり傷はつきます。
鍋の内側は見ても分かりませんが、外側はよーく見ると細かい傷のようなものがつきました。
粉のクレンザーよりはクリームクレンザーの方が傷がつきにくいので、クリームタイプのクレンザーをお勧めします。
また、激しい汚れでなければ「重曹」でこすり落とすのも有効です。
いずれにせよ、鏡面仕上げの部分は傷が目立ちやすいので、様子を見ながら手入れをするようにしましょう。
(傷にならなくても、ムラ?のようになる場合もあります)
また、傷ができにくいステンレス専用の洗剤もあります。
お値段は高いのですが、フィスラーやビタクラフトなどが専用の洗剤を販売しています。
私は、調理道具に使用感が出てくるのはそれほど気にならないタイプです。
大雑把と言われるかもしれないけど、道具は使っていくうちに傷んでくるのは当たり前だと思うし、それが愛着にもつながると思うから。
あ、もちろん「大切に使っていること」が大前提ですよ。
雑な使い方をして傷をつけたり、道具をダメにするのは論外です
まずは目立たないところで試してみて、それから全体に使ってみてくださいね。
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