メニエール病の原因が特定か?

今までハッキリと分からなかったメニエール病の原因とみられる耳の病変を、大阪市立大の教授が発見したそうです。

以下、新聞記事の引用です。

難聴や激しいめまいを伴うメニエール病の原因とみられる耳の病変を、大阪市立大の山根英雄教授らが見つけた。
これらの症状は平衡感覚をつかさどる耳の奥の「内耳」にリンパ液がたまって水ぶくれになり、正常な機能が損なわれて起きるが、原因は不明だった。

山根教授らは内耳にある炭酸カルシウムの集まったもの(耳石)から小片がはがれ、液が流れる管を詰まらせるのを確認した。メニエール病は国の特定疾患に指定されている病気だが、今回の成果で詰まりを除去する根本的な治療法の開発などに期待が寄せられる。

耳石は、人間の内耳にある袋に入っている。山根教授らは、メニエール病の患者12人と病気のない12人の協力を得て、耳石の入った袋のうち「球形のう」と呼ばれるものとその周辺をCTで観察した。

患者8人で、袋の真下にある直径0・1ミリほどの管に耳石からはがれた小片がたまっている様子が確認できた。他の個所が詰まっているとみられる患者4人に病変はなかった。

2009年10月26日14時40分 読売新聞

~引用終わりです。

文章だけだとちょっとピンと来ないと思いますが、かいつまんで言うと
「耳の中にできた石がはがれ落ちてリンパの流れを阻害し、耳に異常が起こる」

ということでしょうか。

ちょっと大発見なんじゃないですか、コレ?
原因がハッキリすれば、的確な治療法だって見えてくるし口開けにっこり顔

って言うか、石ができてる事が分かってるなら手術とかで直接取り除けないの?
(胆石みたいに......)
耳だから無理なのかな?

メニエール病は、聴力ダウンに加えてめまいや吐き気の症状が強く出ると言われています。
日常生活に支障が出る事も多く、多くの患者さんが苦しんでいらっしゃいます。

早く効果的な治療法が確立されることを切に祈ります。

内耳の病気

アイコン02 内耳の病気
内耳の病気はいわゆる「感音難聴」と呼ばれるもので、治療や手術で治ることは原則としてありません。
ただ、その例外として突発性難聴だけは早期の治療で治る可能性があります。
突発性難聴を完全に治すためには早期の治療が不可欠で、一刻も早い耳鼻科の受診が必要です。
少しでも耳の違和感(耳が詰まった感じ、聞こえが悪くなった、めまいがするなど)を感じたら、すぐに耳鼻科へ行きましょう!

 アイコン01 突発性難聴
 ある日突然片方の耳が聞こえなくなる病気です。
 難聴に加えて、耳が詰まった感じ、耳鳴り、めまい、吐き気を感じることが多いです。
 早期の治療で回復する可能性があります。
 ......が、治療までの期間があいてしまうと、その後の回復が非常に悪くなります。
 発症から4週間を超えてしまうと回復が非常に厳しくなると言われています。
 すぐにお医者さんへ行きましょう。
 この病気の原因は、今の所まだ分かっていません。
 私がかかったお医者さんは「ストレスが原因」とおっしゃっていましたが......

 アイコン01 老人性難聴
 加齢によって耳の聞こえが悪くなります。
 補聴器などで聴力を補います。

 アイコン01 騒音性難聴
 騒音だらけの職場で長年働いたりすることによって発症します。
 長い間時間をかけて内耳の感覚細胞が破壊されるため、治る見込みはありません。
 耳栓などで耳をガードして予防しましょう。

 アイコン01 音響外傷
 花火やコンサートなど、比較的短時間の間に聞いた大きな音のために内耳がダメージを受けて発症。
 耳鳴りを伴うことが多いようです。

 アイコン01 聴神経腫瘍
 厳密には内耳ではなく「神経」の病気です。
 難聴や耳鳴りの症状が現れるのが特徴です。
 難聴の進行速度は個人差があります。
 MRIなどで発見が可能です。

中耳の病気

アイコン02 中耳の病気
中耳の病気として代表的なものはやっぱり中耳炎ですね。
子供の頃は誰もが一度はかかったことがあるのではないでしょうか。

中耳に関する難聴は、鼓膜が原因であることがほとんどです。
鼓膜に穴が開いたり、破れたりするんですね。
ただ、これは適切な治療で完治しますし、たとえ放っておいても治癒することがあります。
(注)放っておいてもOKということではありませんよ、変だと思ったらすぐに病院へ行ってくださいね

 アイコン01 急性中耳炎
 鼻の奥の細菌が耳管を通して中耳腔へ感染しておこります。
 風邪と同時に起こる事が多いですよね、鼻水のかみ過ぎとかが原因なのでしょうか......
 重度の場合は鼓膜に穴があくこともありますが、大部分は自然に治癒します。

 アイコン01 慢性中耳炎
 急性中耳炎が治らずに慢性化する病気です。
 耳だれがひどくなったり、聞こえも悪くなります。
 手術などで治療することが可能です。

 アイコン01 鼓膜裂傷
 ボールがぶつかってきた、平手打ちをされた、など外部の力によって鼓膜を損傷する病気(と言うより
 怪我?)です。
 ほとんどが自然治癒します......が、きちんと耳鼻科で診察を受けましょう。

外耳の病気

アイコン02 外耳の病気
外耳の病気は素人目に見ても「なんか耳が変だよ!」と感じる場合がほとんどです。
(炎症を起こしていたり腫れていたり)
早期発見もしやすいですし、明らかに「耳の病気」ですから迷わず耳鼻科へ行けます。
これが内耳の病気だと、ちょっと悩むんですよね。
私の場合はめまいと吐き気があったので内科と脳外科の受診も考えていました。
とにかく違和感を感じたらすぐに病院へ行きましょう。

 アイコン01 外耳炎
 いわゆる「耳かきのしすぎ」などが原因で起こります。
 耳かきなどで耳の内側を傷つけ、そこから細菌に感染して炎症を起こす病気です。
 ものすごく痛いです。
 耳かきはほどほどに。

 アイコン01 耳垢栓塞
 これは外耳炎とは逆で、「耳垢のためすぎ」が原因で起こります。
 耳垢がたまりすぎて耳がふさがり、音が聞こえにくくなる病気です。
 適度な耳かきを。

 アイコン01 サーファーズイヤー
 長いキャリアを持つサーファーの方がよくかかると言われています。
 海水の刺激に長期間さらされ、水の浸入を防ぐために外耳道の骨が伸びてきて耳をふさぐ病気です。
 手術で伸びた骨を削ります。

伝音難聴と感音難聴

難聴は伝音難聴と感音難聴の2つに分類できます。

アイコン02 伝音難聴
 外耳か中耳に何らかの問題があって起こる難聴
 音を伝える器官に何らかの障害が起こって、耳が聞こえづらくなる。
 中耳炎で鼓膜が傷つくとか、耳かきのしすぎで耳を傷つけ、そこから細菌が入って炎症を起こすとか......
 投薬や手術などによって治ることが多く、放っておいても自然に治癒する場合もあります。
 (←放っておいてもOKということではないですよ!違和感を感じたらすぐにお医者さんに行ってくださいね)
 主な伝音難聴としては外耳炎、中耳炎などがあげられます。
 私は小学生の頃、プールの時期によく中耳炎になってました......プールが不衛生だった??

アイコン02 感音難聴
 内耳や聴神経に何らかの問題があって起こる難聴
 音を感じる器官に何らかの障害が起こって、耳が聞こえづらくなる。
 投薬や手術などの治療で完全に回復することは非常にまれだと言われています。
 例外的に突発性難聴は完治したり、完治までは行かなくても症状がかなり良くなる場合があります。
 希望を捨てずに治療していきましょうびっくりマーク
 主な感音難聴としては突発性難聴、老人性難聴などがあげられます。

外耳・中耳・内耳とは

今回はたくさんある耳の病気を「外耳の病気」「中耳の病気」「内耳の病気」に分類してまとめてみます。

なお、突発性難聴は「内耳の病気」に分類されます。

アイコン03 外耳・中耳・内耳とは
耳の器官を大雑把に分類すると、「外耳・中耳・内耳」の3つに分類できます。
もちろん耳の外側から内側に向かって外→中→内となるのですが、もう少し詳しく説明すると......

 アイコン02 外耳
  外から見える、いわゆる「耳」の部分から鼓膜までの範囲をひっくるめて「外耳」と呼びます。
  耳かきができる部分......と考えたら分かりやすいかも。
  耳かきをしすぎると外耳炎になりますよ~気をつけましょう。
  アイコン04 外耳の病気へ

アイコン02 中耳
  鼓膜の内側から耳小骨あたりまでを「中耳」と呼びます。
  この部分に起こる「中耳炎」は耳の病気としてはもっともポピュラーなのでは?
  手術などで治癒することが多く、放っておいても自然に治ることがあります。
  アイコン04 中耳の病気へ

アイコン02 内耳
  体の平衡感覚を保つ三半規管脳に音を直接伝える役割を持つ蝸牛などの器官を内耳と呼びます。
  耳と脳をつないでいる部分。
  内耳の病気は、原則として治療や手術で完全に治癒しないと言われています。
  突発性難聴もこの「内耳」の病気ですが、突発性難聴に関しては例外的に完治する可能性があります。
  違和感を感じたらすぐに病院へ!
  アイコン04 内耳の病気へ

外耳・中耳・内耳の分類について簡単にですが説明してみました。
今度はそれぞれの病気についてまとめてみます。


       
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