宮城・鳴子温泉郷へ

毎年、震災のあったこの時期に宮城県を訪れるのが恒例になっています。
特に目的は決めずに、パーッと散財♪
微力すぎる被災地支援です。

本当は気仙沼あたりで2~3泊したいのだけど、夫が今流行りのブラック企業勤めなので、ろくに有給も取れず......
やむなく土日に1泊してきました。
新幹線のおかげで仙台まではサクッと行けるのですが、仙台から先は公共交通機関が限られているので移動しづらいんですよね。
レンタカーで移動するのが一番楽かな、地方は想像以上に車社会です。

今回の目的地は鳴子温泉郷。

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客室から撮影した写真。
もやもやと湯気が出ているのは温泉です。
雪に温泉っていいよねえ。

鳴子温泉郷は観光客向けの大きなホテルが多いのだけど、お隣の東鳴子に行くと昔ながらの湯治旅館がまだ残っています。
複数の源泉を持ち、それを惜しみなく掛け流しにしている旅館も多く、最高に気持ちがいいです。
ただ、設備がいろいろ古いのが難点でしょうか。
お湯はいいし、宿泊費も安いので、お湯だけを目的に行くのならおすすめです。
温泉以外何もありません、本当に何もありません。
仙台に住んでいたころは、日帰り入浴でよくお邪魔していました。


再開発の進む仙台駅は、昨年と比べるとずいぶん様変わりしていました。
仙台駅東口は、人より鳩が多かった記憶があるけど、今や大きな駅ビルが建って東急ハンズが入ってました。
東北初出店なんじゃないかな、東急ハンズ。
あの妙に寂れた雰囲気も好きだったから、ちょっと残念。
仙台の中心部は、震災前かそれ以上に活気づいている印象を受けました。

だけど、駅からほんの10キロ東に移動すれば、畑でも田んぼでも住宅でもない何もない場所があったりもします。
これは数年前とあまり変わってない景色だと思う。

復興の温度差が気になるけど、できる範囲で支援できたらいいな、と思います。
パーッと寄付!は厳しいけど、旅行に行くとかふるさと納税をするとか、できることからコツコツと。
(余談ですが、ビール好きの方は名取市のふるさと納税をどうぞ♪
1万円の寄付で、「エビスビール15缶セット」がありますよ)