「蒸かごを洗うのが面倒」という情けない理由で、最小限の水分でゆでて蒸し鶏っぽく仕立ててみました。
塩を多めに使っているので、そのままで食べてもOK。
鶏もも肉 2枚
塩 小2(もも肉1枚に対して小1)
A(酒 50ml
水 50ml※
しょうがの薄切り 数枚)
※水は適宜調整
「大根おろし+ポン酢」「すりごま+マヨネーズ+しょうゆ(少々)」などを添えても美味しいです。
- 鶏肉の厚い部分に包丁を入れ、厚みを均一にする。
筋を縦に切る。
(火の通りを均一にするため&縮み防止) - 肉の両面に塩をすりこむ。(肉1枚に対して小さじ1)
そのまま冷蔵庫に30分置き、出てきた水気をペーパーでしっかりふき取る。 - 圧力鍋に肉とAを入れる。
(水分は「ひたひたより少ないかな」、程度になるよう水で調整する。
写真の水分は水50ml、酒50mlです。) - 圧力鍋のふたをして火にかけ5分加圧して火を止め、圧が下がったらふたを開ける。
肉がまんべんなく水分に触れるよう、上下をひっくり返す。 - 煮汁に漬けた状態で冷まし、食べる直前に切り分ける。
(粗熱が取れるまでは室内で、そのあとは冷蔵庫で保存。) - 煮汁は適当に薄めて(そのままだと塩辛いです)中華スープに流用できます。
切り方が浅かったのか、バッチリ縮みました。
スープに漬けて冷蔵庫に入れておけば、数日は保存可能。
肉の厚みを均一にするのが一番のポイント。
もも肉の両端にはこんもりとした厚い部分があるので、縦に包丁を入れて観音開き風にし、厚さを均一にします。
塩を振った後に出てくる水気は、臭みを含んでいるので丁寧にふきとります。
水洗いしたり、熱湯をかけて洗い流してもOK。
細く切ってキュウリと混ぜてバンバンジー風に、すりゴマとマヨネーズであえてコッテリと、おろしポン酢でサッパリと......
など、色々応用がききます。
蒸かごの穴にこびりつく脂を洗うのが面倒で、適当~に作ったレシピ。
どちらかというとゆで鶏......かな?
蒸すよりもプルっとした食感になります。
煮汁はちょうどいい塩加減になるまで薄めると、中華スープとして利用できます。
もも肉なのでパサつかず、しっとりした仕上がりになります。
ムネ肉の方が健康的かなあ、とは思うのだけど、やっぱりもも肉の方が好きです!